ヤマダ トシアキさん(1961年生まれ)
広告代理店に勤めたものの
仕事は『飛び込み』と呼ばれる外回り
さらに給料が安く
遅配が続いたので
見切りをつけた
当時の花形は
『消費者金融』
配属先は大型店で
貸出金額は24億恵
総口座数は5000
仕事の役割は
女性は貸出窓口
男性は取り立て役
仕事は朝8時から夜9時まで
口座を持つ客の多くの信条は
「明日を考えるな、今日を生きよ」だそうだ
やがて
消費者金融の存在そのものが
社会から問題視され始め
高い利率は下げられ
強引な取り立ては社会問題化して
形を変えていく
ヤマダさんは
そのころの同僚と
時に酒を飲みかわし
当時を懐かしんでいる