オカダ ダイニ さん(1946年生まれ)
映画プロデューサーになることを
夢見て
パリに渡った
オカダさんは
専門学校に通いながら
ナイトクラブでアルバイトをするようになった
すると
気持ちが食べ物の方に
どんどん傾いて
パリの「外食文化」を
日本でやりたくなった
夫婦が
恋人たちが
ゆっくりと食事をする風景が
まだ 日本になかった頃
帰国して
大手外食店で経験を積んだ
オカダさんは
自らの思いを体現する店を作った
店は見る側と見られる側がいる
それはお客様と店頭スタッフだけでなく
店頭を歩く人にも言える
店そのものが
大きな舞台で
みんながそこで演じることを
楽しんでいる