ナガシマ キョウコさん(1936年生)
薬科大学を卒業して病院勤めをしていたが
35歳で独立を決意して
地方で薬局経営を始めた
驚いたのは
薬局なのにトイレットペーパーや雑貨を求めに
お客様が買いにくること
当時の薬局は「距離制限」があって
一定の地域内に複数の薬局の開業が
認めらなかったが
じきに距離制限はなくなり
隣近所に薬局ができ、結果的に
お客様を奪い合うことになった
同じ頃
元気この上なかったひとり息子が
アレルギー発作を起こして倒れてしまった
その時
自然治癒力
根本的な体を作るための漢方に向き合った
頭が痛いのを止める薬ではなく
頭がいたくならないような
体質作りと生活習慣を見直すべきだ
こうして
漢方薬専門のキョウコさんの
薬局経営が新たにスタートした