その先生が担任したクラスは1週間もたず崩れた
ムラタ先生(34歳)
ムラタ先生は小学生の時
クラスのトラブルメーカーだった
トラブルを起こすたびに
先生が話を聞き
良い方向へと導いてくれた
・・・自分をどう先生たちが
関わってくれたかが
ムラタ先生の原点になっている
だから
トラブルを起こす子どもそのものの
気持ちをいつも考えて
行動に移してきた
一方で
学級崩壊を招くのは
何もしない先生
話す言葉は小さくて聞き取れない
宿題をしてこなかった子どもを叱らない
子ども同士の喧嘩が始まるとその場を立ち去る
・・・そういう困った先生を
М先生と呼び
先生のなかに一定の確率で存在する