「底辺校」で教師の醍醐味に目覚めた
アオヤマ先生(37歳)
英語
1980年代後半
大阪府では新設高校が急増し
中学校教諭が過剰になった
教育委員会は5年任期で
中学教諭を高校へ派遣する制度を設け
アオヤマ先生は中学教諭から
高校教師になった
赴任先はいわゆる「底辺校」
勉強をぜんぜんしない子に混じって
私立高に落ちて 入学してきた生徒がいる
入学当初はずば抜けた成績だったのに
徐々に周りに同化していき
成績も落ちて言ったものの
アオヤマ先生の一言と
その後の補習授業を受けて
見事 大学に合格した
先生になってよかったと
しみじみ思うのは
こういう瞬間