子どもの成長を見るよろこび
美術 アオヤマ先生(40代前半)
中学校で美術を教えるアオヤマ先生
中学時代は精神的には
不安定だけれど
感性は一生のなかで
一番輝いている時期
輝いている子どもたちの
家族にもみせない表情や動きを
毎日 見られるのは
中学教師だけの特権
そんな子供たちが
時に 教師を乗り越える瞬間がある
その瞬間に立ち会えるのも
中学教師
そして中学3年間が過ぎると
アオヤマ先生と子どもは
「懐かしい他人」の関係になる