義務教育は「社会への窓」なんです
タカハシ先生(37歳)
夜間中学は様々な理由で
義務教育を受けられなかった人たちの
ためにある
本誌の発行時点で
全国に34校
3400人の生徒が学んでいる
赴任した当初の生徒は
戦中・戦後のどさくさで
義務教育を受けられなかった人たち
その後
在日韓国人が増え
現在は中国からの引き上げ者と
その二世 三世が多い
年齢は10代から70歳
ひとりひとりの学べなかった理由
ひとりひとりの学習の進み具合
彼らと向き合いながら
「学ぶこと」は知識を詰め込むことできなく
社会生活を効率的に営むための
ひとりひとりにとっての
武器なのだと
タカハシ先生は
実感する