あらためて学校を見つめるいい機会やった
オガワ先生(53歳)
1995年1月17日
阪神淡路大震災が発生した
赴任先の小学校は
避難所になって
学区会の家族が避難していた
集まった先生たちは
自分ができることを始めた
オガワ先生は
トイレ掃除をした
たくさんの人が利用するから
汚れ方が半端ではない
まだまだ やるべきことがあるのに
指示を出す人がいないことに気づいた
校長 教頭 職員
そんな序列はなく
現場のリーダーになっていたのは
熱血漢の部活教師
コンピューターが得意な教師
組合活動をしている教師
震災は確かに不幸な出来事だったけれど
それ以上の「学び」を
自分に教えてくれたと
オガワ先生は語る