私は母親だから
生徒のために命は投げだせない
タキグチ先生(33歳)
３歳児のお母さんでもある
タキグチ先生は
取材の２０日後に
第２子の出産を控えていた
子育てと仕事の両立する時
まっさきに削ったのが
自分の時間
帰宅して夕食後に
テストの採点をするし
時に通信簿をつける
この間 教師として
大きくなれたのは
子育てと仕事をしてきたから
周りの人へ感謝すること
自分の時間をやりくりすること
そういう期間があったから
今の仕事ができる
次の子が産まれた時
育てる時
自分自身がどう乗り越えるかが
楽しみと話す
胸が痛むのは自分の担任する子供たち
生徒と子ども
どちらかを選べと言われたら
子どもを選んでしまう
自分がいる
