島の夏休み
アイちゃん姉妹の
おばあちゃんは
瀬戸内海の小さな島で
暮らしている
家族は毎年
夏休みになると
おばあちゃんの家に行く
島のまわりには
大小の島があり
遊び場所には事欠かない
島の人は
日の出とともに起き
働き
眠る
テレビは映るようになったけれど
遊ぶ方が楽しいから
テレビを観る暇はない
不便だなあと思うことは
一日数便しかない
定期船を待つしかない時があること