救急救命士は
自分たちのことを
『どぶ医者』と呼んでいる
患者がいれば
どこへでも行くからだ
救急車は
消防署の管轄だけれど
役割は
警察の一部も担っている
救急車が呼ばれるのは
呼ぶ人が誰を呼んでいいのか
わからない時
・捨て子
・急病
・昏睡状態
・刺傷
・銃撃
・自動車事故
・・・多様な『死と向かい合う人』を
みてきた
救命士の任務は
現場から
病院に送り届けるまで
患者を絶対に死なせないこと
そのための
蘇生術を備えている
リアンさんは言う
人が生きていく力の源は
希望だと