聖職者 トム・コック

 

サウス・ホランドの

教会の牧師をつとめる

トムさんには

3人の子どもがいる

 

父も牧師だったので

教会の行事が

生活のなかに常にあった

 

とりわけトムさんは

讃美歌を歌うことが

好きだった

 

子供の頃

同い年の女の子が

交通事故死した

彼女の死体が入った

棺の横で

讃美歌を歌った時

「死」というものの怖さを実感した

 

 

トムさんは言う

人は生きている間に

多くの罪を犯す

 

けれど

神に会って

その罪について許しを乞えば

神はその

全てを許されるはず

 

天国は神に一番近い場所

地獄は神から最も遠い場所

 

でも神は

そこにいる

 

地獄に行っても

神を求め

神に近づくとはできる


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