1955年 ひとり息子が
白人に殺された
証拠は十分に揃っていたが
全員白人の陪審員たちは
殺人者に 無罪判決を言い渡した
事件から45年が経過して
母親はひとり息子の死を
時系列にして
客観的に
第三者に話せるようになった
話しながら
息子が生きていたら
どんな大人になっているだろうと
考える
多民族が国を作っている
米国の歪み