歌手 ロザリー・ソレルズ

 

二度 死にかけたことがあった

・大脳動脈瘤

・乳癌

 

 

昏睡状態のときを

ロザリーさんは

何も覚えていない

 

巨大なブラック―ルに

飲み込まれたみたいだった

 

気が付いたら目が覚めて

日常が始まった

 

だから死は

怖いというより

生の向こう側にあるものだと

考えている

 

歌手として舞台に立って

ロザリーさんは

歌っていること

そのものが

生きていることだから

 


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