少年の父親は
毎晩 ラジオのスイッチを入れた
ヒットラー ムッソリーニ トージョー
3人の声は圧巻で
何を言っているのか理解できなかったが
自分たちはこの3人を
倒さなければならないのだと
ラジオから流れる声を聞くたびに
気持ちが高まった
僕らは正義の味方だ
彼らを倒し
正義を貫く アメリカと
仲間たちの国を守るのだ
戦闘員として
敵地に向かった人は
誰でも「英雄」になった