故郷に戻った彼は
自分が軍隊で雑用係りをしていたと
ありのままに話した
聞きに来た相手も
その先を聞かずに帰った
彼は思う
今だって
警察官になろうとする人は
交通違反の切符をきりたいのではなく
悪と戦い
正義のために生きることではないか
同じように
軍人になるということは
銃を持って
敵と戦うことだと