長期金利に上昇圧力 国債落札利回り0.5%、財政負担増す財務省が5日実施した10年物国債の入札で、最高落札利回りが0.5%と7年半ぶりの水準まで上昇した。日銀が2022年12月に引き上げた長期金利の上限に早くも到達したことになる。日銀がいずれ金利を抑えきれなくなるとみる市場参加者が増え、長期金利の上昇圧力が強まっている。金利上昇は財政負担の拡大に直結する。デフレ下で長く続いた「金利のない世界」は転機を迎えつつある…www.nikkei.com