25歳から35歳まで 空襲のなかの暮らし

ウッドさんは

ロンドンで生まれ育った

バレリーナだった

 

結婚をし娘を産んだ後も

バレリーナとして

舞台に立てる環境が

整っていた

 

母親が孫の子育てを

全面的にみてくれていた

 

戦争が始まると

バレエ公演はなくなり

ウッドさんは生きることだけで

精一杯になった

 

 

戦争は6年で終わって

英国は戦勝国だったけれど

配給と節約の時代は

その後も続き

 

元に戻ったとウッドさんが

感じられたのは

10年経った後だった

 

戦争で夫を亡くしたウッドさんは

バレリーナに戻ることが

できなかった

 


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