ウッドさんの勘は
時々 閃いた
あのあたりの壁が
崩れるような気がする
だから今夜は
こっちで寝よう
予感はウッドさんだけではなかった
近所の人たちが言った
今夜は道の
反対側のうちにいらっしゃい
道のこちらの方が
安全な気がするから
ウッドさんは
3人の子どもと一緒に
道の反対側の家に行った