社会保障 改革の論点(3) 目を背けた最悪の事態 – 日本経済新聞合計特殊出生率は1.60、年間の出生数はほぼ100万人――。これは1997年に公表された将来推計人口の中位推計で見込まれた2022年の日本の姿だ。現実の22年の出生率は1.26と過去最低となり、出生数は統計を取り始めた1899年以来、初めて80万人を割った。出生数が85.8万人、出生率が1.37としていた1997年の低位推計の方が実態に近い。経済前提を水増し…www.nikkei.com