パリ行きの夜行 亡命者の息子

オフルスさんの父親は

ドイツ系ユダヤ人で

映画監督だった

 

母親はドイツの女優だった

 

父親が作った映画が

ヒットすると

すぐに大きな屋敷を買い

コックを雇った

 

 

オルフスさんが「政治」を

意識したのは

父親が大きな台所で

放った言葉だ

 

「荷物をまとめろ

パリ行きの夜行に乗るぞ」


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