文化やルール 亡命者の息子

大人になったオフルスさんは思う

 

12歳で戦争が始まった

オフルスさんの家族は

戦争から逃れるために

ヨーロッパ各地を回ったし

米国に亡命をした

 

自分が戦争の犠牲者であること

当事者であることに気づいたのは

ずっと後になってからだ

 

 

その日その日

その国その国の

文化やルールに則って

おさん一家は生きていた

 

ユダヤ人居住区以外に

黒人

メキシコ人

日本人らに対する

アメリカの差別意識についても

居住区で暮らしていた頃は

感じていなかった


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