第二次世界大戦の頃
サンフランシスコの学校で
教鞭をとっていた
フリーダさんは
生徒たちが
敵国を悪しざまに罵る様子をみて
これではいけないと思った
教師をやめて
海軍広報活動の仕事に就き
戦争で手足を失った人たちの
インタビューを重ねるうちに
考えた
戦争で身体の一部を
失った人たちを公の場で
さらさないことこそが
犯罪ではないか
戦争の怖ろしさを
隠すことではないのか