レイさんは毎日 退屈だった
門限時間しか任務がないのだ
機関銃を何回も
バラシては組み立てなおした
軍隊に足りないものは
娯楽だと思った
それで兵隊たちの前で
ちょっとした余興をやった
大いに受けだが
隊長にコこっぴどく叱責された
ここが軍隊だということを
忘れるな
それからアルミストーブの
掃除係りを6週間やった