ハーマンさんは取材記事を書くために
戦闘の様子を食い入るように見た
時に身を乗り出しすぎて
弾が身体をかすめたこともあった
怖くなかった
取材をするのに夢中で
怖がっている余裕がなかった
ハーマンさんはこう振り返る
若者たちは戦争とか友情と
哲学的考えもなく動けるのは
無心な心があったからだと