チャーリーさんたちの仲間に
ニューヨーク出身の男がいた
ブリンケンだ
ブリンケンは嚙んでいたチューインガムを
取り出して 何べんも こねまわして
銃口に詰め込んだ
こうしておくと
銃を持って 発砲した本人が
吹っ飛ぶことになるから
ブリンケンは脱走のための
手段を次から次へと
考えて行動に移していた