オルガさんはアウシュビッツに行ったことを
後悔はしていない
けれど自分に問うている
なぜ私はあの場所に行ったの
答えはない
考えられることは
アメリカで生活基盤を築いたオルガさんにとって
アウシュビッツに行くことも運命だったかもしれない
そう考えることした