砂も水も岩も
7/25 最後の爆弾が 爆発されることになった
最後の爆弾は 水面下90フィートに設置された
兵士たちは設置地点を中心にした円を描くように 海面で船を走らせた
この任務は「ベイカー」とよばれていた
ベイカーの爆弾は前のものより大きかった 爆発のとき 真空状態ができ それはまるで巨大なきのこが 海からできるようだった
きのこは周りの 砂も水も岩も 海から吸い上げて 天に昇っていく
やがてそのうえに大きな雲ができる。