なんと華麗なのだ

なんと華麗なのだ

 

川を渡ると銃声が聞こえた

本当の戦闘が行われている

自分たちの部隊は

相手の射程距離内にいる

自分たちの仲間も死ぬぞ

そう思いながらも

もうひとつの心は

周囲の田園風景の美しさに

魅了されていた

ワーグナー風の音楽が

聞こえているようだった

自分も殺される

けれどこの国は

なんと華麗なのだろう

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