チェコスロバキアの「テレシェンシュタット」で
1200人のユダヤ人が生き残っていた
彼らもまた アメリカ地区へ移送されて
世界中に散らばった家族と連絡をとった
その手助けをするのも
ジョセフさんたちの仕事だった
アメリカから大都市の電話帳を送ってもらい
おおよその都市と氏名から見当をつけて
「〇〇というユダヤ人を知らないか 生き残っています」と
手紙を書いた
互いに消息不明だった
きょうだいや親せきの再開を準備することもあった