ご機嫌とりをすること 「私書箱1142」

けれど アーノさんは

尋問する立場ではなかった

 

面倒をみている捕虜を

楽しく過ごさせて

赤軍について知っていることを

少しでももらすように

ご機嫌とりをすることが任務だった

 

 

酒 たばこ 新聞…

捕虜が望むものを

手に入れて渡していた

 

 


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