昨夜、隣の床屋さんの
スタッフであるタナカくんから
メールが届いた。
「可愛い子猫が捨てられているんですが、
けいこさん飼いませんか?」
あ
あ
あ
実物を見ちゃったらダメだわ。
うちは狭いし、ひもは
老猫だし、
・・・
えいっ、と断った。
朝、床屋さんの前を
通ったら、タナカくんが
出てきた。
「ごめんね」
「いや、大丈夫です。
マスターが飼ってくれそうなんですよ」
それは良かった!
改めて見せてもらった
子猫は目の周りと
耳が真っ黒で、
額のところから
人の字を描いているみたい。
文句なしにかわいい
ちょっと飼いたくなった。
いやいや。